鈴木絢音さんに話したかったこと。

鈴木絢音さんのオタク。 @Halapekov

鈴木絢音さんに話したかったこと。

2023年3月28日、本日をもって鈴木絢音さんが乃木坂46をご卒業なさいます。

ちゅうど10年前が乃木坂46の2期生オーディション合格発表日ということもあり、三・二八は折々で祝福されている記念日です。尊敬する先輩方と同志たる同期たちはすでにみな旅立ち、彼女たちのしんがりを務める絢音さんが来たる新時代のための幕引きを担うといったところですけれども(ただし5月に飛鳥さんの卒コンがありますが……)、アイデンティティとかレゾンデートルのようなものが絢音さんのオタクということくらいしかない私は非常に困ってしまいます。

引退するなどとは明言なさっていませんし、おそらく芸能界?こういうお仕事に戻ってきてくださるとは推測しておりますけれども、とはいえ今後はミーグリや絢音ちゃんめだったりレターも旧来のファンレターも存在しないのではないでしょうか。

そんなわけで、このブログではTwitterなどには適さないことを書いていきたいと思います。

現在、時刻は18時ちょうど。まもなく卒セレが始まります。

10年間ほんとうに頑張りましたね。10年というと、私は『イワン・デニーソヴィチの一日』を思い出します。一番最後の頁に「このような日々を過ごしながら3653日ラーゲリにぶちこまれた。閏年のため3日のおまけをくらったのだ」みたいなことが書かれています(現在引っ越し中で英訳版しか手元になかった)。スターリン批判を行ったフルシチョフの強力な推薦もあり、1962年という冷戦の真っ只中にこの作品はNovy Mirという雑誌に掲載されます。英語にするならNew Worldです。つまり、新しい世界というわけです。ずいぶん昔からの私のお気に入りです。